はじめまして
これは私が日頃姉に対して抱いた感情、不平不満(主にコレ)・疑問・感謝などなど姉に関することをツラツラタラタラ綴った日常ノンフィクションである。
私の姉はすごい。色々と。
それはこれからちょこちょこと更新するブログで知っていただきたい。
とりあえず最近あったことを書こうと思う。
姉は恐ろしく方向音痴で、大体いつも進みたい方向から45°〜180°違った方向に進もうとする。
私はどちらかというと方向感覚が優れており、道を間違えることはまあほぼない。
今日は初めて歩く街で買い物、駅、スーパーに行ったのだが、初めは郵便局、次は駅、最後にスーパーの順で回ろうということになりまず郵便局へ向かった。
無事到着し次は駅。駅は行き道に通り過ぎたところにあったのである程度地図がなくても行ける場所だった。
駅の入り口がいくつかあり、その一つを郵便局に向かう途中見つけた。
姉は『そこが一番近い駅の入り口だからそこから入ろう!』と言ったのだが、そこへ行くまでに駅へ続く道を発見。
私『お姉ちゃん、こっちの道駅まで続いてるみたいやからこっちから行こー!』
姉『なんで?あっちに入り口あったで?』
私『いや、あそこまで行くと遠回りやし、その入り口大きい道路の向こう側にあったからあきらかに遠回りになるやん?コの字型みたいに歩くことになるやん?』
・・・ここで姉急変。
虫ケラを見るような目で私を見つめる。
姉『いや、意味わからん。あっちに入り口あるんやからなんでこっちから行くん?遠回りやん。』
姉は方向感覚。
私『でもこっちに駅見えてるしわざわざその入り口まで行く必要ないやん?(びくびく)』
すると、ドス黒いおっさんのような声で
姉『はあぁ(ため息)。 もおええわ。ほな意味わからんけどこっちから行こ(ガニ股で歩き出す)。』
不満が残る顔で歩き出し、私の思った通りすんなり駅に着いた。
明らかに、どう考えても明らかにこの道の方が近かった!!!
私『ほらこっちのほうが近かったやん♪?』
(このときつとめて明るく、決して相手を責めるような口調で言わないのがポイントである)
だが、非常にふてぶてしい面をキープしたまま姉はこう言い放つ。
姉『いや私はそうは思わん。どっちから来ても一緒やったやん。』
はああああああ!?!?!?
いやいや、あんたあたしのことアホちゃうかみたいな呆れ顔してるけど、
それあんたやからな!?
どこをどうしたらあんたがゆうた道があたしがゆうた道より近なんねん!!??
てかどっちから来てもいっしょやったらなんで最初そんな反対してん!ちょっと認めてるやんけ!!
おまえがアホちゃうかこのアホ!!!!
という言葉を胸にそっと押し込めて、
私『でも結構近かったで♪』
(つとめて明るく。)
姉『あーはいはいそうですねー。よかったねー。』
・・・しばいたろかほんま。
こいつ自分が方向音痴なん自覚してへんのちゃうか?
バカや。
バカやこいつ。
バーーーーカ!!!!
直接言えないので心の中で暴れる言葉たち。
そこから用事を済ませてスーパーに行くまでの道も、姉は相変わらずブサイクなふてぶてしい面を貼り付けたまま歩く。
わたしが気を取り直して明るく喋り方ても無駄である。
姉
『ああ。そうなん。』
『ふーん。』
『・・・何?あたしに喋りかけてたん?』
私『・・・(他に誰おんねん。)』
女王様のごとし大魔王である。
機嫌が直ったのはスーパーで特売の品を変えた後、天変地異がおきたのではないかという豹変ぶり。
ドス黒いおっさんはどこへ行ったのか、甲高い声とともにハイタッチを要求してくる。
こいつはなんて自由なのだろう。
羨ましくなる。
たぶんわたしが友達ならばこんなことには一切ならず姉なりに気を使って、
姉『じゃあそっちの道から行こう♡(こいつ何言ってんの?バカなの?)』
となっていただろう。
友達『こっちのほうが近かったでしょ♪』
姉『ほんまやね!わたし全然間違ってた〜💦すごいね!(いやいや、別に変わんねーし。)』
と、なっていただろう。
そう。
うちの姉はこういう姉だ。
今日はおわり。